2016/10/3
雑感
私事ではありますが、七月に大好きだった父が他界し
先日滞りなく四十九日の法要をすませることができました。
数年前から病とたたかっていた父ですが
僕がお店をはじめるにあたり、
体が充分ではない中でも
一緒に雪山の中で原木をトラックに乗せ
敷地に運んではチェンソーで玉切りにし
薪割りして、自ら単管パイプで組みあげた
薪棚に積み上げてくれました。
山陰に帰省してきてからは
意見が衝突して喧嘩もたくさんしたけど
今思えば、どれだけ心配かけていたのだろうと
自分が恥ずかしくなります。
お店の周りを見渡せば、父が残してくれたものが溢れています。
もう少し意見を聞いておけばよかったな。
もう少し一緒にお酒を飲めばよかったな。
もう少し褒めてもらえるように頑張ればよかったな。
決して器用な人ではなかったのかもしれないけれど
とにかく一生懸命に僕らを育ててくれたのだと
今になってわかりました。
いろんなことやものがあって今日という日がある。
拓郎さんの歌の一節が頭の中を流れます。
「そして今 わたしは思っています
明日からもこうして生きて行くだろうと」
ただただ「ありがとう」そして「おつかれさまでした」
僕もあなたのように
とにかく一生懸命生きたいと思います。
父がお世話になった皆様へ
長い間、大変お世話になりましたことを心よりお礼申し上げます。
有難う御座いました。