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雑感

私事ではありますが、七月に大好きだった父が他界し
先日滞りなく四十九日の法要をすませることができました。

数年前から病とたたかっていた父ですが
僕がお店をはじめるにあたり、
体が充分ではない中でも
一緒に雪山の中で原木をトラックに乗せ
敷地に運んではチェンソーで玉切りにし
薪割りして、自ら単管パイプで組みあげた
薪棚に積み上げてくれました。

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山陰に帰省してきてからは
意見が衝突して喧嘩もたくさんしたけど
今思えば、どれだけ心配かけていたのだろうと
自分が恥ずかしくなります。

お店の周りを見渡せば、父が残してくれたものが溢れています。

もう少し意見を聞いておけばよかったな。

もう少し一緒にお酒を飲めばよかったな。

もう少し褒めてもらえるように頑張ればよかったな。

決して器用な人ではなかったのかもしれないけれど
とにかく一生懸命に僕らを育ててくれたのだと
今になってわかりました。

いろんなことやものがあって今日という日がある。

拓郎さんの歌の一節が頭の中を流れます。

「そして今 わたしは思っています
明日からもこうして生きて行くだろうと」

ただただ「ありがとう」そして「おつかれさまでした」

僕もあなたのように

とにかく一生懸命生きたいと思います。

父がお世話になった皆様へ

長い間、大変お世話になりましたことを心よりお礼申し上げます。
有難う御座いました。

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